RubyKaigi 2023 参加支援についてのご報告
2023/06/16
Rails Girls Japanでは、2017年より Rails Girlsイベントの参加者の中から、RubyKaigiへの参加支援を行っております。
RubyKaigiは、日本で開催されるプログラミング言語Rubyの国際カンファレンスで、海外からも多くのRubyistが参加しています。
2023年は、5/11(木)~5/13(土)の3日間、長野県松本市のまつもと市民芸術館とオンラインで開催されました。
今年もRubyKaigi 2023への参加希望を募り、7名の方に支援を行いました。(現地参加6名、オンライン参加1名)
RubyKaigi 2023への参加支援の目的は、 RubyKaigiという技術的な国際カンファレンスに参加してもらうことで、 今後のプログラミングの学習の経験に役立てて欲しいということと、 世界中のRubyistと話すことで、Rubyコミュニティの楽しさを体験して欲しいというところにあります。
参加者のみなさんの感想からも、各セッションやRubyistとの交流をはじめとしたアクティビティを通してRubyコミュニティの熱気に触れ、多くの刺激を受けて今後の学習への意欲を高めていただけたことが伝わってきます。
このような支援の場を提供できるのは、Rails Girlsイベントにご支援頂いているスポンサーの方々のおかげです。
https://railsgirls.jp/sponsors/
今後も、このような支援を引き続き行っていきたいと考えておりますので、 よろしくお願いいたします。
年間スポンサーについてのご連絡は、下記までお願いいたします。
railsgirlsjp-invoice at googlegroups.com
参加して頂いた方からの感想
motohiroさん
今回ご支援いただいて初めてRubyKaigiに参加させていただきました。オンラインでの参加でしたが、Rubyistの皆様の温かく楽しい雰囲気が画面からでも伝わってきて、次回は現地参加したいと強く思いました。講演内容に関しては初学者の私には正直まだまだ分からないことだらけでした。ですが聞いたことある単語が出てきたり、分からなくても自分で調べてなんとなく意味が分かった気持ちになったりと、Rubyを全く知らなかったところから少しでも前に進めているんだなと感じることができて良い刺激になりました。今後さらに勉強し次回のRubyKaigiはもっと満喫したいと思います。貴重な機会をありがとうございました!
安藤さん
初めてRubyKaigiに参加いたしました。セッションの内容は難易度が高く、わからないことも多かったのですが、自分が知らない世界がこんなにもあるんだとワクワクが止まらない3日間でした。Rubyコミッターや沢山のRubyistとお話しすることができて、とても楽しかったです。
2日目にはRails Girlsに参加している方々とも交流することができ、皆さんから刺激を受けました。私もRails Girlsでコーチとして参加してみるなど、Rails Girlsを盛り上げていきたいです。楽しい3日間をありがとうございました!
Manaさん
Rubyについて初歩的な知識しかない自分が参加しても大丈夫だろうかと少し心配でしたが、結果的に参加して本当に良かったです。
Rubyの成り立ちから今の姿になるまで、そして未来の話について、開発者達を目の前にして会場の空気を感じながら聞く事ができたのは現地参加ならではの体験でしたし、RubyKaigi全体を通してRubyのコミュニティのあたたかさと繋がりの強さを感じたのが印象的でした。
シングルマザーということで、費用の面などで正直躊躇していたところがありましたが、参加支援をしていただいた事で、ずっと気になっていたRubyKaigiに飛び込むことができました。
楽しい時間と、多くの刺激をありがとうございました。7年越しの松本開催も本当にお疲れ様でした。
chiroruさん
コロナ禍に本格的にRubyを勉強し始めた私はこれまで、オンラインでのコミュニティ参加が主流であり、周りのRubyistたちからかつてのRubyKaigiの楽しそうな話を聞き、いつか参加してみたいという気持ちを抱きながら、オフライン開催が復活した後も業務との兼ね合いがあり、参加できずにおりました。しかし4月に、Rails Gilrs Nagasaki初開催に携わり、Rubyを通じて人とリアルで話す事の楽しさを思い出しました。それでも締切直前まで、業務的な都合もあり中々参加に踏み切れず、もし支援に当選したら参加しようと応募しました。その結果、支援に背中を押される形で参加が決まりましたが、実はカンファレンス前日まで食中毒で熱が下がらなかったりと、なんとか参加することができた念願のRubyKaigiでした。
初めてのRubyKaigiの理解度は5%くらいだと聞いていたので、ほとんどわからないだろうなという心構えで臨みましたが、難しいトークの中にも「これ知っているぞ?」となる部分もあり、自分の成長をちょこっと感じられて嬉しくなりました。またオンライン上での知り合いやその知人と、初めましてやお久しぶりですができたり、カジュアルにコミッターの方とお話しできたり、Matzとご飯行くけど行く?などとお誘いいただいたり(この時は別の約束があり行けなかったのですが)、普段経験することができない貴重な機会がそこらじゅうにあり、Rubyコミュニティを存分に味わうことができました。これも、Rubyistが一堂に会するRubyKaigiだからこそだと思います。
カンファレンスを経て、もっとRubyについて知りたいな、これからもRubyistたちに関わっていきたいなと改めて実感できた3日間でした。このような経験をさせてくださり、本当にありがとうございました。
ohiraさん
「Ruby」の言葉を知ったのは、ここ最近で超初心者のため、正直、どの様な内容なのか理解できませんでした。(英語も苦手なので余計“?”でした)ですが、主催されている方や参加者の方、スポンサーの方も含め、会場にいらした全ての方が、「Ruby」について、熱く語る方が多く、全く初心者の私でも、質問をすると嫌な顔せず、丁寧にわかりやすく教えていただきました。「Ruby」の講演では、これまでの成果や課題について話されており、講演者ごとに様々な観点で研究されていて、広い世界なんだなと感じました。時には、笑いもあり、会場がクスクスしていて、楽しい雰囲気もありました。また、「Ruby」への思いが強く「Ruby愛」も感じました。
無知な私でも、会場の雰囲気や交流の場で、疎外感なく楽しく過ごせたことや、終わった後も余韻にひたっていられたのは、Rubyist皆さんの熱い思いと温かく向かい入れていただけたおかげだと感じております。たくさんの方から、刺激を頂いたので、これから頑張りたいと思います!
田多井さん
2023 RubyKaigi、参加することができて本当によい経験になりました。
ご招待いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
RubyKaigiは、思っていたよりも大規模で、世界中から人が集まり、活気があって、エネルギーに満ちていて、皆さんイキイキとしていて、なんだかとても感動的でした。
私も皆さんのように楽しくRubyを使って開発ができたらと強く思いました。
実は今まで、Ruby学習がなかなか進んでいませんでしたが、これを機に真剣に取り組みたいと思いました。
Rubyを自由に扱えて、様々な開発ができたらどんなに素敵だろうと思いました。
また、英語の発表が多く、日本語の発表でもパネルは全て英語ですし、外国からいらしている方も大勢いて、Rubyはやはり国際的なものなのだと実感しました。
英語ももっと勉強しなければとあらためて思いました。
発表を聴いて、皆さんRubyを自分たちのものとして愛していて、より良いものにしていきたいという想いを持っていると感じました。
毎年このような発表が続けられていることにも驚きを感じています。
発表する内容がよく尽きないものだと感心しますが、それだけRubyが進化を続けているからなのだと感じました。
私もRubyistの1人と言えるようになれるようRuby学習を進めて、精進していきたいと思います。
この度は貴重な機会を与えて頂き、本当にありがとうございました。
堀越さん
プログラミングを始めて約1ヶ月で、RubyKaigiに参加しました。
発表内容はとても難しいものでしたが、初心者なりに感じることが沢山ありました。特に、コミッターさんたちのディスカッションが印象に残っています。今のRubyは、様々な人が熱く議論を重ねて作られたものなのだと実感し、Rubyをもっと勉強して理解したい気持ちが強まりました。
加えて、大勢のRubyistと交流することができました。現役のエンジニアさんや、コミッターさんなどの著名な方からも、温かい応援の言葉をいただき、初心者にはもったいないほど素敵な経験をすることができました。
Rubyを本気で勉強するためのモチベーションや、人との繋がりを得られた、大変貴重な経験になりました。機会をいただき、本当にありがとうございました。