Rails Girls リモートペア作業チュートリアル
Created by Ed Drain, @SoldierCoder 翻訳者: Mai Muta, @maimux2x
どうしてリモートペア作業はとても素晴らしいのでしょうか?
まず初めに、この話題を共有する動機はなんでしょうか?もしこのチュートリアルを読まれているなら、あなたはすでにRails Girlsの力を理解しているでしょう。もしまだ知らない場合は、いくつかの事実をお伝えしましょう。Rails Girlsは、Ruby on Railsを使用したウェブアプリケーション開発を女性に紹介する組織です。世界中の多くの女性にとって、Rails Girlsのサポートはパワフルで感動的な体験であり、自分たちがウェブ上に新しい何かを創造できること、そして自らの知識や立場を分かち合う女性たちからサポートが受けられることを示しています。
私は「世界中で」と言いましたね?実際、Rails Girlsはすべての大陸に、そして130以上の都市に存在しています! 私がこの事実を知っているのは、Ryan Bates氏(@RBates)のご厚意により、RailsCasts.comの3ヶ月無料クーポンをこれらの都市の多くに配布させていただいたからです。 世界中の女性たちが、自分の困難な状況から抜け出すための何らかの手段が必要で、学習と学んだことの実践を通して、虹の終わりにある金の壺、つまり自分の創造物に対して尊重される高収入の仕事を手に入れることができること。これがRails Girlsの約束の一部です。
でも真面目な話、どうしてリモートペア作業がそんなに素晴らしいのでしょうか?
リモートペア作業がとても素晴らしいのは、指導してくれる人とその恩恵を受けることができる人が、それぞれの近くに常にいるわけではないからです。というのも、Rails Girls Summer of Codeのコーチとして、バージニアに住んでいた私が指導したチームはロンドンとペンシルバニアに住んでいたからです。もしリモートペア作業がなかったら、「Hello, World!」のサンプルアプリの書き方を説明するためだけに、飛行機に乗ったり、12時間かけてドライブしたりしなければならなかったでしょう!
なるほど、納得しました!リモートペア作業を始めるには、何が必要でしょうか?
- インターネット接続
- 1名以上のリモートペアを組みたいプログラミング仲間
- Madeye – これは非常に重要です!これにより、あなたと友達は同じコードで作業し、相手が変更している様子を変更されると同時に見ることができます!
- オプションとして、あなたと友達のGoogleアカウントか、Skypeアカウント、もしくは他の手段でも良いですが、お互いの声を聞くことができるものがあると良いです。
Madeyeをどのようにインストールしますか?
- Node.jsをインストールします。
- LinuxまたはMacにインストールする場合は、ターミナルで次のようにタイプしてください:
curl https://madeye.io/install | sh
。 Windowsマシンにインストールする場合は、次のように入力します:npm install -g madeye
。 - Madeyeがインストールされました!
- ターミナルで共有したいディレクトリで
madeye
と入力しましょう。 - Madeyeがあなたのターミナルに、チームメイトと共有するためのURLを表示します。そのURLをブラウザで開いてみんなでコードを編集できます。
もし、あなたがコーチングしている場合、あなたとコーチング対象の人は自分達のブラウザ画面の左側を見て、特定のディレクトリにあるあなたのアイコンを見ることができます。コーチング対象者がそのディレクトリをクリックすると、ファイルまたは別のディレクトリにおいても、再びあなたのアイコンが表示されます。コーチング対象者はコーチのアイコンを辿って編集したいファイルに移動し、コードの中にカーソルを見つけることができます。とても簡単ですね!
Madeyeの代替手段
ガイドの作者は、Madeyeがペアプログラミングにとって最も優れたものだと信じています。ただし、このガイドは読者の皆さんはもちろん、あなたとペアを組むかもしれない人たちへの贈り物でもあります。 ですので、ペアプログラミングの世界への務めを怠らないよう、たくさんの選択肢が紹介されている以下のリンクを紹介します。 PairProgramWith.Me あなたとペアプログラミングを行う仲間たちにとって最適な方法が見つかれば幸いです
私が最後に思うこと
Rubyコミュニティは、他者を助ける人々の素晴らしい例です。毎年Ruby Herosとしてノミネートされる人々を見れば、このことが実践されていることがわかります。 もし私たち全員が自分達の特権の一部をそれが少ない人に提供するなら、どれほど素晴らしく寛大な世界になるでしょうか。それはおそらく、ローカルのRuby/Railsミートアップのミーティングで聞くことの多い言葉が反映された世界だと思います。
「MINSWAN」― Matz is nice, so we are nice!
さあ、お互いに親切になりましょう!