Rails Girls Osaka
2014/10/07
RailsGirls Osaka#1
by organizer Satomi Tsujita(@satomicchy)
2014年6月6日(金)、7日(土)の2日間で、大阪で初めてのRailsGirlsを開催しました。
会場は、株式会社アルメディア・ネットワークさんの会議室。
実は、アルメディア・ネットワークさんと初めてお会いしたのは、Rubyビジネス推進協議会さんのイベント。
一番の悩み事だった会場の確保で、助け舟があったのがRuby関連のイベントだというのも、何かのご縁かもしれません。
準備にも何かとご協力をいただき、大変お世話になりました。
Day1: 6月6日金曜日
心配していた雨も集合時間(19時)にはそれほどひどくならず、申込者の7割ほどの方が来られました。
この日は、インストールできたチームから解散、帰宅することに。
今回からNitrous.ioを導入したこともあり、プログラミング未経験者のほとんどはそちらを選択し、作業が終わるのも早く、その後も時間までおしゃべりを楽しんでいました。
経験者チームの方は、フルインストールのためにダウンロードするファイルが大きすぎて時間がかかってしまったり、自分で勉強しようとして構築した環境設定と折り合いが悪くなったりと、いろいろ手間取ったところもありましたが、一応この日うちに、ひと通りRubyとRailsが動く環境が整いました。
それから、ちょっとしたハプニングがあり、なんと、ポーランドからの留学生が突然会場に来られて参加したいとのこと。
話を聞くと、ちょうどこのRailsGirls Osaka#1と同じ日に、お友達がポーランドのŁódźでRailsGirlsを開催しており、RailsGirlsのホームページを見ると大阪でもやってる!!!ということで、とりあえずOsaka会場まで来たんだそうです。締め切りは過ぎていましたが、直前のキャンセルもあり席が空いてたので、急遽参加してもらうことにしました。世界中で開催されているイベントならではの出来事ですね。
翌日、Skypeか何かでポーランドのRailsGirlsとお話しできたらと問い合わせてもらったのですが、時間がないとのことで残念ながら交流はできませんでした。
Day2: 6月7日土曜日
いよいよ、アプリを作る本番の日。全員時間通りに集まりました。スバラシイ!!!できるだけ作業する時間をとりたかったので、開会の挨拶もそこそこに(実は、緊張して話が飛んでしまいましたw)、早速始めてもらいました。
作業が始まったらみんな真剣そのもの。これはどこのRailsGirlsに行っても思いますが、集中力と熱意は他の勉強会では見られません。当然、コーチ陣も気合いが入ります。決して全員が本業のプログラマでもなく、初めて会った人たち、初めて取り組む作業の中で、何が彼女たちをそこまで惹き付けるのか、主催者としても不思議な一面です。
この6月の前後では日本国内のRailsGirlsが企画されていなかったこともあり、参加者は福岡や東京から、コーチもRubyのお膝元松江や、東京のベテランコーチもかけつけてくれました。
ギリギリで人数設定した会場内は、熱気ムンムン。
チームはレベルによって分けられており、図を駆使したり説明を長く取ったりと、コーチによって様々な工夫があります。どんなコーチ、どんな参加者で作業するか当日までわからないのも、お楽しみのひとつです。
スポンサーからの提供もあって、おやつと飲み物コーナーも充実してました。みんな頭をフル回転してるからなのか、飲み物の消費も早く、甘い物といっしょにしっかりエネルギー補給もばっちりです。
お昼は”heroku弁当”という名の、「つるとんたん」のお弁当。大阪のうどんで有名な「つるとんたん」ですが、お弁当もおいしく好評でした。
午後はRubyConf Taiwa2014でもらったリンダのメッセージとスポンサーのLTから始まり、一旦ここでBento boxで周辺知識の整理。
3時のおやつの時間にはカヌレも登場!見た目もカワイイし、スイーツには目がないGirlsのテンションも一気にあがります。
この頃までには、デプロイまでできている人も多く、それぞれのレベルや希望に合わせて機能追加など、落ち着いて作業をする姿も見られました。
最後に、スポンサーLTとRailsGIrls Kyoto#1卒業生のLTで作業終了。無事に全員がサンプルアプリのデプロイまでできました。
そのあとのアフターパーティーでは、関西らしいテンションで盛り上がりました。
また、この参加者の中からKyoto#2開催の宣言や、Nagoya#2、はたまたFukuoka#1につながるような話も出て(現在は、Kyoto#2とNagoya#2の開催は決定しております!)、このOsaka#1を楽しんでもらえて、それをまた次につなげたいと思ってもらえたのだと、主催者としてとても嬉しかったです。
開催から4ヶ月もたった後でのブログ投稿になりましたが、今でも参加者やコーチみなさんの笑顔や、快くサポートしてくださったスポンサーのみなさまのお気持ちが、鮮明によみがえってきます。
本当に、すばらしいイベントでした。
そして最後に、企画からこのイベントを陰で支えてくれた4人のスタッフ(@yalab, @to_ueda, @ekuni1192, @spring_aki)に感謝の気持ちを込めて、Osaka#1のご報告といたします。
ありがとうございました。