Rails Girls Japan 2019 年活動報告と2020年の展望
2020/01/29
Rails Girls Japan 代表の柴田です。2019 年の Rails Girls Japan の活動と会計についてご報告します。
2019年は以下の 9 つの地域で合計 10 回の Rails Girls のイベントを開催することができました。
- Kobe 4th
- Tokyo 11th & 12th
- Nagano 1st
- Ehime 1st
- Osaka 6th
- Sendai 2nd
- Okinawa 2nd
- Fukuoka 2nd
- Kyoto 10th
また、2017 年から開始した RubyKaigi への参加支援も継続して実施を行い 5 名の方が対象となりました。
2019 年の活動収支は以下の通りです。
収入
- 前年度繰越金: 1,439,748 円
- 年間スポンサー: 1,229,403 円
- 企業スポンサー: 1,275,200 円
支出
- イベント開催費用: 1,346,526 円
- イベント参加支援(RubyKaigi 2019 支援含む): 324,078 円
- ノベルティ作成費用: 33,994 円
- 託児保険: 5,540 円
- 振り込み手数料等銀行システム利用料: 45,336 円
収支合計: 2,188,877 円
2020年の活動計画
2019 年は開催回数が 10 回を超え日本全国で幅広くイベントを開催することができた一方で、イベントごとの支援をしていただいている企業スポンサーだけでは会場の費用などを工面することができないイベントがありました。
イベントに寄らない形で支援をしていただく年間スポンサーの皆様のおかげで十分なスポンサーを集めることが難しい地域においても、参加者が満足できる場を作ることができました。結果として、2019 年は資金の不足などなく、2018年よりも多い人数を RubyKaigi へ参加することが実現できました。
また、新しい取り組みとして、Sendai のイベントでは託児所を用意しました。Sendai では託児所のご好意で託児料自体はスポンサーという形で費用負担がなく、Rails Girls Japan としては保険料の負担のみで、託児所を併設したイベントを開催することができました。
2020年は昨年に引き続き、RubyKaigi への参加支援やコーチの交通費支援を継続する予定です。また新たに参加支援をするイベントも選定し、プログラミングに触れてみた、という段階からできることを増やしていきたいという場を増やしていきます。託児所の用意は、ノウハウをためることで継続的に用意できるよう取り組んでいきます。
Rails Girls のイベントや取組は全て企業や団体によるスポンサーがあることで継続して活動が行うことが可能となっています。本年も Rails Girls のイベントへのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。