ツールについて知ろう
このワークショップで使うツールに慣れることから始めましょう。まだインストールしていないツールをインストールしてから次のガイドに進んでください。
オペレーティングシステムごとの手順
始める前に、使っているオペレーティングシステムに特化した手順を選ぶことが重要です。このサイトでは自動的に検出するようになっていますが、不安であれば、コーチに質問しましょう。
あなたが Error: JavaScript not loaded を使っていると検知しました。この下にある「あなたのオペレーティングシステムを選んでください」という項目で、すでにオペレーティングシステムが選ばれているはずです。正しければ変更する必要はありません。
この手順は重要です。なぜならWindows上で実行する必要のあるコマンドはMacやLinuxとは異なるからです。Windows用の手順はMacでは動きませんし、逆もまた然りです。もし、(Replitのような)アプリを作るためのクラウドサービスを使っているのであれば、あなたがWindowsを使っていたとしてもLinuxのコマンドを実行する必要があります。
テキストエディタ
アプリを作るにはコードを書く必要があります。コードを書くために作られたテキストエディタで書くことができます。コードを書いたり、ファイルを編集するのに使えるテキストエディタの例を以下に挙げます。設定なしですぐに使える非常に完成度の高いものとしてVisual Studio Codeをおすすめします。
エディタを選んで、リンク先のサイトに行き、サイトの手順に従ってインストールしましょう。
ターミナル
ターミナルは、今日使うたくさんのツールのように、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)を持っていないアプリのために、システム上でコマンドを実行するためのツールです。また、ターミナルは、WindowsではPowerShellやコマンドプロンプトとして知られていますが、このガイドではこれらもターミナルと呼ぶことにします。
ターミナルでは次のようなことをします:
- 必要なツールをインストールする (Rubyやデータベース、その他)
- Railsアプリを起動する
- データベースのマイグレーションを実行する
- など
使っているオペレーティングシステムのターミナルを開きましょう:
-
スポットライトを開く:
- 画面右上のメニューバーにある虫眼鏡アイコンをクリックする、あるいは
- Commandキーを押しながら、スペースバーを押す( command + space bar ) (コマンドキーは ⌘ マークで確認できます)。
- "Terminal" または "iTerm" と入力する。
- ターミナルを開くために Enter キーを押す。
-
以下のようにスタートメニューを開く:
- 左下にあるWindowsアイコンをクリックする、あるいは
- キーボードの Windowフラッグ キーを押す。
- "PowerShell" または "Command Prompt" のどちらか使える方を入力する。
- ターミナル開くために Enter キーを押す。
使っているLinuxディストリビューションのドキュメントでアプリの開き方を調べた上で ターミナル を開いてください。
このような選択肢がないのであれば、コマンドプロンプトを開くために、Windowsフラッグキーを押しながら、Rを押したあと( Window flag key + R )、cmd
と入力して、Enter キーを押してください。
コードの例
このガイドを通じて、以下のブロックような整形された文字を目にすると思います。文字の隣のアイコンは、どのツールを使っているのかを表しています。
以下のブロックの中の文字はターミナルのコマンドです。左側にあるターミナルのアイコンでわかるようになっています。これはターミナルで実行する必要があります。ページからターミナルにコピー&ペーストして、Enter キーを押してください。
以下のブロックの中の文字はソースコードです。左側にあるテキストエディタのアイコンでわかるようになっています。プロジェクトのファイルに追加する必要があります。
Webブラウザ
すでにWebブラウザをインストールしているはずです。このページをあなたのノートパソコンで見るために使っているものがWebブラウザです。Webブラウザをインストールする必要はなく、1つはインストールされているはずですが、その名前を知っておいてください。
- Edge (Microsoft Windowsのノートパソコンにプリインストールされています)
- Safari (macOSのノートパソコンにプリインストールされています)
- 代わりに他のものを使っているかもしれませんね
ここまでで、テキストエディタをインストールし、ターミナルの探し方もわかっていて、ブラウザを開いているはずです。 次のガイドでは Railsをインストールします
ガイドを進めていて行き詰まったときはコーチに助けてもらいましょう。また Ruby、Rails、コンソール、テキストエディタについての便利なチートシート も参考にしてみてください。
ガイド
- ガイド 1: はじめに
- ガイド 2: ツールについて知ろう (このページです!)
- ガイド 3: Railsインストールガイド
- ガイド 4: はじめてのアプリを作る
- ガイド 5: HTMLとCSSを使ってアプリをスタイリングしよう
- ガイド 6: アプリに新しいページを追加しよう
- ガイド 7: あなたのアプリに新しいホーム画面を追加しよう
- ガイド 8: 画像アップロード機能を追加しよう
- ガイド 9: GitHub であなたのアプリのコードを公開しよう
- ガイド 10: これらのサービスのどれかで あなたのアプリをインターネットに公開しよう
- ガイド 11: HTML & CSS を使ってデザインしてみよう
- ガイド 12: あなたのアプリにコメント出来るようにしましょう
- ガイド 13: Carrierwave を使って画像をリサイズしよう
- ガイド 14: RSpecでアプリをテストしよう